目的・概要

車検は、そのマシンが安全に競技を実施できるかをチェックするものです。この車検をパスすることによって、はじめて動的競技への参加資格が得られます。なお、車検はその他の競技や審査とは異なり点数は付きません。

実施項目

車検は機械車検とEV車検に大別され、EV車検はEVクラスでの出場チームにのみ課せられます。機械車検は

  1. 技術検査
  2. チルト
  3. 騒音・マスタースイッチ・ブレーキ

の3つのパートに分けて検査が行われます。そして、これらを順にこなすようレギュレーションに定められています。

  1. 技術検査:ここでは、検査官による確認や質疑応答を通じて、マシンがレギュレーションに合致した作りになっているかが検査されます。
  2. チルト:これは、マシンを載せた台を傾ける検査です。このとき、マシンが横転しないか、落下物が無いかがチェックされます。なお、45度と60度の2回行われます。
  3. 騒音:ここでは、レギュレーションに定められたエンジン回転数・測定位置で騒音が測定されます。
    この条件下で定められたデシベルを超えてしまうと通過できません。なお、ICV車両のみの検査で、EV車両はこの検査を受けません。
  4. ブレーキ:これは、直線を加速していった状態でブレーキをかけて、4輪全てがロックするかをチェックするものです。タイヤが1つでもロックしなかった場合、通過できません。

これらの検査に通過すると、その度にステッカーが1枚もらえます(騒音・マスタースイッチ・ブレーキは3つ通過して1枚)。このステッカーは貼る位置が定められており、3つ揃っている車両のみが動的競技およびプラクティス(練習走行)に参加することができます。

みどころ

車検で注目したいところは、やはりどのチームが早く車検を通過するかでしょう。車検を一発で全て通過してしまえば、動的審査に余裕を持って臨むことができます。また、車検で失敗しないということはそれだけ対策がしっかり練られてきたということであり、それはそのままチームの実力を反映していると言えます。