目的・概要
スキッドパッドは平らな路面に作られた一定半径の円を旋回し、車両のコーナリング性能を測る競技です。
2名のドライバーが直径15.25mの円を右回り・左回りそれぞれ1本ずつ計4周走り、右回りで速かったほうのタイム、左回りで速かったほうのタイムを平均したタイムで争われます。
配点
満点は50点です。
得点公式
47.5 × [(6.184/Tyour)2-1] / [(6.184/Tmin)2-1] +2.5
※Tyour=そのチームのタイム、Tmin=最速チームのタイム
左側の項をパフォーマンスポイント、右側の項を完走ポイントとしています。
パフォーマンスポイントについては、最速だったチームが47.5点を得ます。以降のチームは最速チームとの相対的評価によって点数が決められます。
ただし1周6.184秒(このときかかる側面加速度は0.90G)より速く走ることが望ましいとされていることから、6.184秒を超えるとパフォーマンスポイントは0になってしまいます。
(パフォーマンスポイントは式の上でマイナスになっても0点とされます。)
しかし、1周6.184秒以上かかった場合でも完走ポイント分2.5点がスキッドパッドの点数として与えられます。
補足:コースを形作る「パイロン」を倒したチームは、ペナルティとしてパイロン1個につき0.25秒、タイムに加算されます。Tyourはこのペナルティ等の補正がかかった後のタイムです。
みどころ
旋回性能を測る競技なので、やはり足回り関係のポテンシャルがタイムに大きく影響します。
しかし、パイロンを倒してしまうと大きくロスになるので、最後まで結果がどうなるの分からない競技です。
YNFPこれまでの成績
- 2012年:8位(39.84点)
- 2011年:6位(39.66点)
- 2010年:5位(21.10点)
- 2009年:6位(35.21点)
- 2008年:7位(37.73点)
- 2007年:10位(30.53点)
- 2006年:13位(3.15点)
- 2005年:17位(7.50点)