目的・概要
エンデュランスは車の性能を総合的に評価し、車輌としての信頼性を試すための競技です。
2名のドライバーで22kmの距離を半分ずつ、様々なコーナーが設けられたコースを走りタイムを競います。
配点
満点は300点です。
得点公式
250 × [(Tmax/Tyour)-1] / [(Tmax/Tmin)-1] +50
※Tyour=そのチームのタイム、Tmin=最速チームのタイム、Tmax=Tmin×133.3%
左側の項をパフォーマンスポイント、右側の項を完走ポイントとしています。
パフォーマンスポイントについては、最速だったチームが250点を得ます。以降のチームは最速チームとの相対的評価によって点数が決められます。
ただし、最速タイムの133.3%(=Tmax)を超えると完走した場合でも完走ポイント50点はもらえず、エンデュランスの得点は0とされます。
補足:コースを形作る「パイロン」を倒したチームはパイロン1個につき2秒、コースアウトした場合はコースアウトした場所より前で復帰しないと20秒、スラロームを失敗すると20秒、それぞれペナルティとしてタイムに加算されます。他に、危険な運転をした場合は失格も含む厳しいペナルティが科せられます。Tyourはこのペナルティ等の補正がかかった後のタイムです。
みどころ
オートクロス同様、F1のようなコースを走る競技なので、マシンの性能だけでなくドライバーの腕が非常に重要になってきます。しかし、エンデュランスの名の通り長時間走り続けるので、マシン、ドライバーともにレベルが高くないと完走することは難しいです。
実際、優勝候補として期待されていた大学がマシントラブルによりリタイアすることも珍しくありません。
また、オートクロスは単独走行でしたがエンデュランスは他車と同時に走るため、ドライバーの駆け引きも必要になってきます(ただし追い抜きは専用の退避ゾーンを使って、マーシャルの指示のもとで行います)
そして配点が非常に大きい分、完走できなければ総合順位に大きく響くことにもなります。
大会の最後を飾る競技であり、多くのチームにとってその年のマシンの集大成となる競技であるエンデュランス、注目しない理由はありません。
YNFPこれまでの成績
- 2012年:45位(1.00点)
- 2011年:2位(295.30点)
- 2010年:6位(271.99点)
- 2009年:1位(300点)
- 2008年:5位(245.24点)
- 2007年:リタイア
- 2006年:12位(214.39点)
- 2005年:5位(284.83点)