この1年が終わります ~夢って何だろう
こんにちは.
前チームリーダーを務めておりました植松です.お久しぶりです.
YNFPのメンバーとして,第一線を退いてから3か月以上が経つのですね.
後輩達を見ていますと,去年の今頃の彼らよりも前向きに自発的に動いているように感じられ,僕としても嬉しい限りです.もちろん,まだまだ改善できる部分もあると思うので,今後さらなる強いチーム作りを目指してほしいと思います.
長いようで早かったこの1年が終わろうとしています.僕自身,チームリーダーをやっている時には,迷うことの連続でしたし,毎日毎日自分自身の不甲斐なさを噛みしめる日々でした.(リーダーの手腕という意味で)本当はもっとできるはずなのに...と自分を責めたくなる気持ちは,おそらく同じような立場を経験したことがある方であれば誰でも感じたことがあると思います.
最近ふと思うことがあります.
実は,「分からないということ」にも大きな意味があるんじゃないかと.
決して分からないことを放置してよいと言っている訳ではなく,今度こそ分かろうと色々勉強したり経験を重ねても,なかなか分からないことってありますよね.とりわけこの部活動のような,組織面でも技術面でも絶対にこれが正解というのがない場合はなおさらです.
でも考えてみて下さい.初めから目標にたどり着くための方法が100%分かっていたとしたら,本当に達成できるのでしょうか.
僕はそうは思いません.
分からないなりに遠回りすることが必要不可欠であると思うのです.
少し話はそれますが,最近の大学生活では,何でも効率的に要領よくこなせる人が評価されがちです.なるべく楽をした上で良い成績を修め,他人から「優秀」と言って認められたいがために勉学に取り組んでいる人が多いように思えます.
でもそれによって出来上がるのは,人としての「似たような作品」ばかりです.
本当の意味での個性は,自分の「好き」を徹底して追求した時に初めて形成されると思います.
話を戻します.
要は,もし最短で目的地に行けてしまったら,その過程で偉大な発見や気づきは有り得るでしょうかということです.その種の発見は「遠回り」の道にこそ潜んでいるものだと思います.過去の多くの偉人たちは,そのようにして大発明をしてきたのです.
ですから,結局は「遠回り」が自身にとって最善であり,結局はそれが最短であると僕は感じています.
世の中にはこのように逆説的なことがたくさんあります.加えて理不尽なことや不条理に思えること,矛盾しているように思えることもたくさんあります.
そんな時,最後に頼るべきものは,自分自身の心の声です.決して他人からの見栄ではありません.
さてさて長くなってしまいましたが,最後にもう一つだけ.タイトルにあるように,夢って何だろう・・・と今一度考え直してみました.僕が下した結論は・・・
「まだ明確には分からない」
でも,確かに大切だと感じていることは,
・「好き」という気持ちを忘れない
・夢と職業を混同しない
・夢の実現の可否に関わらず,とりあえず実現に向けて動き始める
ということです.
3点目に関して,大きな夢を抱けば抱くほど,その実現は困難に思えます.周囲には,それは不可能だからあきらめた方が良いとアドバイスしてくれる人も多くいます.
でもそれを真に受けてしまったら,一歩踏み出し動き始めるのはさらに困難です.
だから,あまり重く考えすぎず,とりあえず動き出してみることが大事なんじゃないかと感じています.「そんな理想論は通用しない」と言っている人はいつまで経っても変われないでしょう.
以上が僕の今現在の考えです.
偉そうなことを長々と書いてしまいましたが,これからまた困難に直面することになってもあきらめず,少しでもいいので自分自身の目標に近づいていけるよう頑張ります.
というわけで,これからのYNFPを支えていく後輩達も頑張っていきましょう.
新年最初の日記は,17チームリーダー福地に任せます.
それでは良いお年を!