テーパーネジ

こんにちは

山本です。

最近の日記にあるように、現在テスト期間です。
時間割によりますが、あと1週間ぐらいはテスト勉強に打ち込むことになります。
よってこの1週間、いつものYNFPらしい活動日記が掲載されることは少ないですがご容赦ください。
温かい目で見守ってくださると幸いです。

では、突然ですが、ネジについて少し。

ブレーキではラインとアダプター等の締結部はネジになっています。
そのネジは、液漏れを防ぐため、テーパーがかかっています。

テーパー(英:taper) 細長い構造物の径、幅、厚みなどが先細りになっていること(wikipedia参照)

(なんでテーパーをかけると液漏れが防げるのでしょうか?)

旋盤やボール盤のドリルなんかもそうですね。テーパーシャンクドリルって名前がついていますし。(これはネジではないです。)
そしてこのテーパーにもちゃんと規格が存在します。

PTとか聞いたことがありませんか?
現在のJISではRやRcに呼称が変わっていますが、今でも慣用的に使われていたりします。
ただ、この規格は日本でのお話。(JISですからね)

海外になるとまた別の規格が存在します。その大きな例がNPTです。
これはアメリカのテーパーネジの規格で、日本のPTよりもかかっているテーパーが緩いです。

まあ要するに、日本のテーパーネジとアメリカのテーパーネジは合わないということです。

無理に使うと、1山か2山しか入らないか、スルスルと入っていくかです。
しっかりとした圧がかかっていないので、漏れの原因になります。
NPTとPTは外見では判別しにくいので、説明書をしっかり読むことをお勧めします。
アメリカ産のパーツ多かったりするこの界隈。気をつけたいですね。
ちなみにYNFPではPバルブなどがそれに当たります。

さて、実際に組み合わせたいネジ部がNPTとPTだったとき、どうすればよいのでしょうか。
なんかそれらを繋ぐ用のアダプターがあればいいなぁ、なんて思いながらカタログをパラリ。

そこにはなんとお目当てのアダプターが!
便利な世の中ですね~。

僕の調べでは¥300ちょっとぐらいから購入できます。探せばもっと安いものもあるかもしれません。
高いかと思われるかもしれませんが、他のアダプタやラインに比べれば安いです。

他にも、ミリネジとインチネジのような、似ているけど違うものが存在します。
使用する際は、そのネジがどの規格に沿って作られたのか確認してからにしましょう。

ネジの話は以上です。

なんだかんだで長くなってしまいました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

どうやら明日は雪が降るみたいですね。
1限のテストがどうなることやら・・・・・・
みなさんも足元にはお気をつけください。

図書館の閉館時間も迫っているので今日はこのあたりで失礼します。

明日の日記は中田です。