またいつか会いましょう
こんばんは、電装班だったりコストリーダーだったりドライバーだったりした末に遂にOBになった伊本です。
色々な挨拶を今までしてきた自分ですが、これが最後の日記になるみたいです。
最後の最後までお付き合いしていただければと思います
はてさて、自分が入部してから早2年半が経ちましたが、実はこの活動を知ったのは高3の夏でした。
元々ものづくりに興味があり車が好きだった自分は、横国のフォーミュラで活動したいと思い浪人してまでこの部活目指して大学に来ました。
そんなかんなで入部し今に至るわけですが、その実をいうと常にこの活動を楽しめていたかというとそういうわけでもなく、結構辛いと思ったこともありました。
特にコストリーダーとしての仕事や、レースチームとしての活動をしているときは、ものづくりをしたかったという自分の思いとはどこか離れているような気がして、こういう面で結構チームのみんなとモチベーションの差ができてしまい、迷惑をかけてしまったなぁと思います。
それでも何だかんだこの活動ではコストサブリーダー、リーダーとして活動したのが一番印象に残っています。
正直任命されたときは、自分自身には荷が重く、適正もないということは何となく自分でもわかっていました。
それでも総合優勝を目指す同期たちが自分に任せてくれた以上、足を引っ張りたくない、全力を尽くして貢献したい、そして昨年お世話になった鈴木(朋)さんを越えていきたい、そんな想いで1年務めてきました。
結果は昨年から大幅に点数を落としてしまい29位という散々な結果であり、正直チームのみんなにも顔を合わせることができないというか、消えてしまいたいとも思えました。
大会4日目のミーティングは福田の日記にも書いてある通り、ただただ辛いものでした。
それでも結果は総合2位。色々な要素とみんなのそれまでの努力の結果が付いてきてくれたんだなと思いました。
ただやはり1位との差は僅か13点差。色々な人から「コストが良ければ」という言葉を耳にする度に悔しさが込み上げてきます。メンバーから「コストはみんなでやるものだからコストリーダー一人の責任ではない」とフォローしてもらっていても、それでもやっぱり責任者は自分であり、あの時もう少し何かできなかったのか、あの時もっと詰められなかったのか、あそこで加点できたのではないかと、未だに悔いが残る結果となりました。
今の自分の心境としては引退し気が楽になったということもなく、OBとして今年のミス、この悔しさをどう次に繋げられるかという思いで一杯です。
正直最後の日記くらいこのような懺悔みたいなものではなく、先輩方みたいなカッコいい日記を書きたいなとも思いましたが、この場をお借りして今の自分の心境を吐露させていただきました。
ただ嬉しいことに自分の後任者に関しては心配がほとんどないということもあります。
吸気に関しては佐藤君ことサトウナが既にレギュを読み始めていたり設計構想を練っていたり、1年の頃の自分より遥かにいいスタートを切れるのではないか、そしていい部品を作ってくれるのではないかと思います。
電装に関しても、鷲尾は今年のトラブルはほとんど彼が迅速に対処してくれたりと経験豊富で、元希君も着実に知識と技術を身に着けてくれているので心配はいらないかなと思っています。あわよくば夢の電装班復活か?とも思っています。
ロガーに関しても布施君が意欲的なので、まずは自分がちゃんと引継ぎを行うことで、ロギング技術を確立していってくれるのではないかと思います。
そして次期コストリーダーの諏訪、彼に関しては本当にしっかりしているので、今年の自分のようにはならないと自信を持って言えます。
ここに書ききれなかった2年生、1年生も共に19メンバーとして大会まで乗り切った強者ばかりです。自信をもって来年の大会に挑んでくれればうれしいと思います。
そして、絶対に後悔だけはしないようにしてほしいと思います。
最後になりますが、応援してくださったスポンサー、OB、OGの皆様、そしてこの2年半支えてくれたメンバーに感謝申し上げます。
そしてこれから大会に挑む2年生、1年生、総合優勝を達成できることを心より応援しています。
自分も後方支援にはなりますが、OBとして協力していきたいと思います。
最後の日記はここまで。
明日は大トリ、チームリーダーの大澤です。