ありがとうございました。

これまたお久しぶりです。横山です。

大会の頃は陽射しが強く暑い日もありましたが、最近はまた少しづつ涼しくなったように感じます。やっと秋が来たのですかね?でも蒸し暑くなるし面倒だから雨はあんまり降ってほしくないなあ......と考えながらふと思いました。日記書くの久しぶりだな、と。かなり長期間止まっていたためですね。楽しみにしていた皆さん申し訳ないです。書いてから次の人に回すシステムの弊害ですね。

ところで、私も今大会をもってチームから退く運びとなりました。ということでこれが最後の日記となります。相変わらずろくな文章が書けない人間なので最後になっても当たり障りのないことばかり書いているのには目を瞑ってください。

1年半この活動を振り返ってみると、大変なことばかりでした。台風の中の走行会。気付いたら始まったFinal Assy。最後までCADと仲良くなれなかった設計納期。図面納期やポンツーン納期と重なった1秋期末試験。辛うじてシェイクダウンに間に合ったエンジン始動。最後までミスが見つかったコスレポ提出日。全然書けずに設計期を恨んだデザレポ。メインフープのドタバタ。三支部後に車検での指摘を受けたリザーバータンクの追加。最後の外部走行でのヤバい水温。何とか間に合ったポンツーン。豪雨のエンデュランス。

と、ざっと思い返してみましたが、そんな中でここまでやって来られたのはチームメンバーやOBなどの周りの方々にとても助けられたからです。この場を借りて感謝を述べたいと思います。本当にありがとうございました。

しかし、もちろん大変だったことが活動の全てではありません。特に大会のエンデュランス完走の瞬間は、本当に嬉しかったです。18マシンが経験した中では群を抜いて過酷なコンディションで、しかも直前までウイングやポンツーンが擦らないか、スポンサーステッカーが雨にやられて飛んでいかないか、といった対策をしていたところだったので、コースサイドから見ていましたが最後まで不安でした。また、昨年の某台風走行会では水温が上がらずオーバークールになってしまうことも分かっていたので、こんな天気になるならもう少し対策しておけばよかったか、でもポンツーンが雨よけになってくれるかな、などと思いつつ、車の無事を祈っていました。去年もエンデュランス完走の瞬間を見ていましたが、やはり自分で設計して1年かけて作ってきた車が完走するときの喜びは格段ですね。メンバーと手を取り合って喜んでました。あと今年はちゃんとエンデュランス後の騒音試験まで見届けましたよ(笑)

これからは多くの同期よりは1年早くチームを外から見る人となります。ここに至るまでの経緯としてはいろいろありますが、一言で言うと、他の活動との両立が厳しくなって自分が本当にやりたいことは何なのか見つめ直した結果続けるのは難しかった、ということになります。とはいえ、やり残したことは山のようにあります。特に自分の担当部品であった冷却については、エンデュランスこそ雨に助けられたものの、特に夏場の走行会では走行ペースを落とさざるをいけないレベルで水温が上がってしまったこともあって、この1年で多くの課題を見つけることができました。19では、軽くてもしっかりとエンジンを冷やせるよう、この1年で学んだことをしっかりと伝え、解析なども手伝いながらバックアップしていきたいと思います。また、その他のあらゆる面でも、できる範囲でチームを支えられればと思います。

それでは、このあたりで最後の日記を終えたいと思います。繰り返しになりますが、支えてきてくださった皆様、本当にありがとうございました。

次の日記は市川さんです。