ありがとうございました!

川瀬です。

大会が無事に終わり平穏な暮らしを取り戻すことができたはずなのですが、すでにいくつかの走行会に召集をかけられていくことになっています。あれ...

大学に入ってからの二年半のことを振り返ると自分の思い描いていた大学生活とはまるで違う生活を送ってきたなと改めて思いました。いろいろ思い出しながらつらつらと日記を書いていきたいと思います。

そもそもなんでYNFPに入部したかというと大学に入って何か新しいことをやってみたいと思ったことがきっかけでした。そこで興味をひかれたYNFPに入った訳ですが、あの頃の僕はこんなに忙しくなるとは想像もしていませんでしたね。兼サーで入ったサイクリングサークルの方は6月になるころには行かなくなりました...

これだけ長くやっているとやめたいと思った時期もありました。

大学生の春休みという長い期間を使って昔からやってみたことがあったのにそれをやることができる時間もなくただひたすら毎日工場に入って部品を作り続けるという日々が結構精神的にきつかったですね。ただシェイクダウンをしたマシンを見たときは製作期の日々が報われた気がしました。

この時期が精神的にかなり堪えていて部活をやめようという気持ちが大きくなっていました.

この時期に16大会をもってやめたいことを同期のメンバーに伝えてかなり迷惑をかけました。結局、新入生が二人しかはいってこなかったので続けることになるのですが...

このときが本当にやめたいと思ったのは最初で最後であとはなんだかんだそう思ったことはないですけどね。

あとは17チームでのことを話していきたいと思います。

このチームがはじまったときは正直不安しかありませんでした。先輩方に比べてそれぞれの個の力が弱すぎてそもそもまともにチームとしてやっていけるのだろうかという不安や単純に7人体制でやっていけるのかという不安や太郎さんが最初から最後まで苦しんでいた電装が自分の担当になるという不安などあげだしたらきりがないほどの不安を抱えていましたね。

ただ始まってみると意外となんとかなるもので周りの方々からのサポートをしていただきながら大会を無事に終えることができたという意味では当時の自分は心配のしすぎだったのかもしれません。

電装については大きな変更点や目玉があるわけではありませんが、配線をすっきりさせることができ、トラブルも減らせたので自分としては満足のいくものを作ることができました。ゼロにはできませんでしたが...

走行会前日のエンジン始動で昨日までかかっていたエンジンがかからなくなり、導通チェックで異常は見られず時間だけがすぎてしまい結局夜の積み込みはできず朝積み込みになってしまうだとか、シェイクダウン証明をとろうとした学内走行のときも謎の電圧降下によってエンジンがかからないとか最後のシャシーダイナモ試験の前日にモーテックがつながらなくなって夜通し配線関係をいじくりまわしこれまた出発の日の朝4時になおるだとかなんだかんだ結構ぎりぎりな戦いをしてました。

今年は太郎さんが親身に面倒を見てくださったおかげで自分だけで抱え込まずに作業をすることができました。本当に太郎さんには感謝しかないです。来年、自分が同じだけできるかといわれたら自信はないですができる限りのことはするつもりです。

 あとは電装のコストが本当に辛かったですね。前大会の指摘を受けてかなりやり方をかえないといけないらしいということはわかったのですが、具体的にどのようにかえればいいのかわからなかったので苦労しました。

コスト提出前の数週間は本当に大変でした。自分の学科のなかで最も大変な週とコスト提出の週が重なり絶望的な状況でした。コスト提出前の二週間は連日徹夜しましたね。平均3時間も寝れなくて間違いなく自分の人生の中で一番おきて活動していた二週間でした。最終的に全部終わらせたのですが、今やれと言われても二度と体験したくありません...

この期間に事件もおきました。自分のPCが悲鳴をあげてコスト提出5日前ぐらいに謎のフリーズをしてしまい、このとき直近1週間分ほどのバックアップをとっていなかったのでかなり焦りました。本当に終わりを感じました。とりあえずその場ではどうすることもできなかったので数時間おいて再起動したところ奇跡的にデータだけは取り出せてかなりほっとしたのを覚えています。そのあと結局パソコンは使い物にならなったので活動場所のPCに張り付いて残りの作業をしました。本当に笑えない状況でした。

来年はやり方は試行錯誤して確立できたと思うので早め早めにやって頑張ってもらいたいです。

今年に関しては燃料のトラブルも多かったです。シェイクダウンの日に漏れが収まらず最終的にはガムを使って応急処置をして対処することになったり、初めに設計をした燃料タンクが空吸い限界が早すぎてなんだかんだ燃料タンクを計3つ作ることになったり、大会での車検前の燃料漏れが発覚するなど本当に色んな問題がありました。

塙ごめん...

特に大会での車検前の燃料漏れはきつかったです...

解決することはできたんでよかったですが初日の車検には間に合わず二日目の車検になってしまいました。本当にこのときはメンバーにたいしての申し訳なさでいっぱいでした。翌日、車検をすべて通して初めてほっとできました。

毎年大会ではなにかが起きるというのがYNFPのジンクスとなってますが今年は燃料でしたね...

来年こそは何も起きないで大会を終えられることを願ってます。

こんな感じでいろいろとあったことをかいて最後の日記としたいと思います。

YNFP18は人数はいますが17以上に大変になると思います。OBとしてできるだけの手伝いはしていきたいと思っているのでどうしようもなくなったときは頼ってください。力になれるかはわかりませんが...

今までYNFPに関わってくださったすべての皆様ありがとうございました。

皆様の支援のおかげでYNFP17のプロジェクトを無事に終えることができました。引き続きYNFPにご支援のほどよろしくお願いいたします。

そして最後に一緒に過ごしてきた17メンバーのみんなありがとう!

色々と迷惑をかけることも多く、辛いこともいろいろあったけれどみんながいてくれたおかげで最後まで活動を続けてこれました。本当にありがとう!