シェイクダウン完了!
チームリーダーの植松です。
本日予定通りにシェイクダウンを行うことができました。
朝からの様子を写真とともに振り返ってみます。
まず、昨夜からかからなくなったエンジンをどうにかしてかけようと電装のチェックを行っています。
朝から作業にあたり、エンジンがかかったのは昼前でした。この時電装担当は飛び上がって喜んでいたそうです。(ちなみに僕は別の場所でOBと話し合いをしていました。)
ファイヤーウォールを取り付け、これでパワートレイン班の作業は終了です。
続いてシャシー班が簡単にアライメントをとりました。
初めてマシンを輪重計に乗せたわけですが、車重、前後重量配分ともに概ね設計値通りで一安心です。
さて、いよいよマシンを走行場所へ移動させました。
最終チェックを行い・・・
走りました!!
この瞬間のために春休みのほぼ全てを車両製作に費やしてきたので、喜びもひとしおです。
初走行なので一往復ごとに車両全体のチェックを行います。
ブレーキが思うように作動しない、冷却水が漏れる等々今後の課題は沢山ありますが、今の時期から改善できることをどんどん洗い出せるというのは良いことです。
まずは初回の合同走行会に向け走り込めるマシンにすること、そして半年後の大会時には海外チームも含めた強豪校と対等に戦えるような、信頼性、運動性能ともに高いマシンに仕上げたいと思います。
本日最後はメンバーで記念撮影をして終了となりました。
メンバーのみんな、本当にお疲れ様でした。
僕自身、ずっとフレームの製作・溶接に関わってきましたが、日程通り進められないし溶接も上手くできず、朝起きるのが辛いこともありました。
しかし何とかマシンを形にできたのはメンバー全員のお蔭です。それぞれ自分のやったことに対して誇りを持ってよいと思います。
また、春休み中には多くのスポンサーの方々から材料やパーツのご支援を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。今後の取り組み、そして大会における走りで是非とも恩返しさせて頂きます。
長くなりましたが、メンバーに対して最後にもう一つ。
本気で望んでいてかつ準備が整えば、奇跡は起こるということを実感して欲しいです。
学生だけでレーシングカーを作り上げるというのは今では当たり前かもしれませんが、実際には奇跡的なことだと思います。でも綿密な日程とノウハウ、そしてチームワークがあればできるのです。
僕には9月の大会でそれを実感したいという想いがあります。だからこれからも決してあきらめず頑張っていこうと思います。
明日の日記はTDの堀です。