大会を終えて

おはこんばちわ

チームリーダーの福地です。

このご挨拶も今回が現役最後になります。

しょうもない挨拶もこれが最後になると考えると感慨深いものがあります。

さて、9/5~9/9にかけて行われました第15回全日本学生フォーミュラ大会の結果をご報告致します。

以下、YNFPの得点と順位です。

参加チーム数:98

【静的審査】

コスト:15位

49.61/100

プレゼンテーション:11位

56.25/75

デザイン:31位

77.00/150

【動的審査】

アクセラレーション:7位

72.05/100

スキッドパッド:5位

65.71/75

オートクロス:7位

107.28/125

エンデュランス:6位

242.77/275

燃費:21位

66.98/100

【総合成績】

6位 737.67/1000

昨年度の順位が総合2位ということもあり、今年度こそは総合優勝を達成するという意気込みで活動してきたYNFP-17でしたが、総合結果は昨年度より4つ順位を落とす結果となってしまいました。YNFP-17を応援してくださった皆様のご期待を裏切る形となってしまい大変申し訳ございません。

しかしながら、学部生のみで構成されたチームである私たちが全種目完走及び総合6位という好成績を残すことが出来たのは、ご支援いただいたスポンサー様並びに先生方、先輩方のお蔭です。

一年間ご助力いただけたことに心より感謝申し上げます。

今大会において得点の伸び悩んだ主な原因としましては、静的審査の低迷が挙げられます。

静的審査の中でも、デザイン審査の得点の落ち込みが非常に目立ちました。学部生のみのチームは院生がメインのチームと比較して、学術的知識において劣りがちな面が顕著に表れる結果となりました。車輌自体の完成度は高く、実走行において良好なタイムを刻むことは可能ですが、設計及び評価においてアカデミックな考察に欠けていると考えられます。

また、プレゼンテーション審査及びコスト審査の結果も、コスト審査におきましては昨年度より改善が見られましたが、満足のいく結果とはなりませんでした。今年度チーム目標の一つとしまして、「静的審査における確実な得点」を掲げていただけに悔恨の残る結果となりました。

念願の総合優勝を獲得するためにも、次年度のチームでは全種目完走は前提として学術的な面において発展をしてもらいたく思います。引退する3年生一同、引き続きYNFPをサポートする所存です。

特に知識面において、先生方やYNFPの先輩方と共に現役メンバーを支えていければと思います。

皆様には引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

ここでほんの少しだけ自分の活動を振り返ろうと思います。

この三年間の活動は一言で「楽しかった」と言えるようなものではありませんでした。

特にこの一年間は上に立つものとしての難しさを思い知る一年となりました。

チームメンバーにとっては頼りないチームリーダーであったと思います。

そんなリーダーに一年間付き合ってくれたメンバーには感謝の念しかありません。

頼りないチームリーダーに代わって各担当がそれぞれ意思決定・指示出しを行うこともありました。また、一年生が加入する前は7人という少人数で活動していたこともあり、2・3年生内で特別上下意識はなかったように思われます。

このように互いが平等に意見を言い合えるチームは少人数チームにおいて有効な体制ですが、大所帯のチームにとっては意思決定をただただ遅らせる、チームとしての決定を曖昧にしてしまうだけの体制です。

今後、大人数のチームになる場合は意思決定を行う人間を定め、それを各々が守ることで素早い動きが可能になると思います。

話が逸れてしまいましたが、この活動を通して得たものは非常にたくさんあります。

特にこの活動を3年間(正確には2年半程ですが)やり遂げたという自信は何物にも代え難いものだと思います。

是非、後輩たちにも最後までやり遂げてもらいたく思います。

そのためのサポートもOB一同、精一杯行っていくつもりですので今後とよろしくお願いいたします。

ここまでの長文失礼いたしました。

最後になりますが、私たちの活動にご理解・ご協賛頂いている皆様に改めて感謝申し上げます。

一年間、誠にありがとうございました。

次の日記担当はドライバー兼テクニカルディレクターとして一年間頑張ってくれた市川です。