明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。YNFP-15テクニカルディレクターの秋山直輝です。

昨年は学内外の皆さまに様々な面でサポートしていただき、ここまで活動させていただくことができました。15チーム始まってからも様々な壁にぶつかったこともありますが、今後とも悲願の初優勝、目指して活動してまいりますので、温かく見守っていただければと思います。

昨日はチームリーダーの永渕が年末年始に考えたことを徒然なるままに書いてくれましたが、私も年末年始、考えたことを書きたいと思います。

早速ですが、チームメンバーの皆さんはなぜこの部活に入ったのでしょうか。

車が好きだから、モノづくりに携わってみたいから、チーム運営がやってみたいから...

などなど、様々な理由があると思います。

ちなみに私は昔から車が好きで、この部活には車づくりはもとより、ドライバーとして活動したくて入部しました。

しかし、実際にマシンをドライブできるのは1年間のうち、ごくわずか。

9月に新チームが発足し、年内に設計を終わらせ、春休みを使ってマシンを製作し、3月にシェイクダウン。この時点でチームの活動の半分が終わっています。

シェイクダウン後も新歓などを行いつつ静的対策としてレポートを書いたり図面を書いたり。6月に静的のレポートを提出し、ここでやっとマシンに十分に乗れる時期となります。

なので、この部活で「ドライバーとして活動する時間」なんてものはほとんどないわけです。

それでもこの活動を続けるのは、やっぱりマシンをドライブしたいからです。

マシンをドライブするためにはマシンを作らなければいけません。作るには機械加工もしなくてはいけませんし、機械加工をするには図面を書かなければいけません。図面を書くまでには設計を行ってより良いマシンにしなければいけません。

そう考えると、今自分が何をするべきか、自然と見えてくるのではないでしょうか。

この部活に限ったことではないと思うのですが、明確な目標というのはとても大切だということを部活を通していつも感じています。

しかし、目標があまりに遠すぎて、今やっていることが辛い、そんなこともあるわけです。

1000万円のスーパーカーを買うのに、毎日1000円ずつ貯金しても、1年で365000円なので、約28年かかります。日々1000円貯金するのは大変なことですし、ゴールが28年後なんて、考えるだけで気が遠くなって貯金する気が失せますよね。

そういうときは、「小さな目標」を持つことにしています。

時には納期であり、チーム運営のことであったり、場合によって違います。

これは個人的に考えていればいいことだと思うので、特にメンバーに公表したりはしませんが。

あとは、ひたすらに楽しむことですかね。

いかにピンチを楽しむかというスキルは、この部活で得られるものだと思います。

要するに、自分のやりたいことのために頑張りましょうということです。

そもそもこの部活で何をしたいのか、ぼんやりしてる人はもう一度ゆっくり考えてみてください。

ただなんとなく続けているのでは、時間がもったいないように思います。

年も明けて、少しずつ部品の製作が始まります。機械加工がしてみたくてこの部活に入った人も多いのではないでしょうか。15マシンの完成を楽しみに、頑張っていきましょう。私は乗るのを楽しみに頑張ります。

それではこの辺で。

明日の日記はパワートレイン班リーダーの笠原です。