1年間お世話になりました

チームリーダーの植松です。

9/6~9/10にかけて行われました第14回全日本学生フォーミュラ大会の結果をご報告致します。

以下、順位と得点です。

参加チーム数:106

【静的審査】

コスト:25位 34.51/100

プレゼンテーション:4位 63.75/75

デザイン:5位 127/150

【動的審査】

アクセラレーション:13位 56.85/75

スキッドパッド:11位 19.64/50

オートクロス:5位 129.28/150

エンデュランス:5位 258.40/300

燃費:13位 63.20/100

【総合成績】

2位 752.65/1000

総合成績では、昨年より順位を14上げ、過去最高位と並ぶ2位でした。

1位とはわずか0.61点差(1000点満点中)という部分には非常に悔しさを感じますが、1年間のチームメンバーの頑張りが成果として十分に表れたと感じており、大変喜ばしく思います。私たちが1年間この部活動に打ち込み、一生のうちに今しかできない貴重な経験を積むことができるのは、ご助力頂いた先生方、先輩方、スポンサー様など関わって頂いた全ての方々のお蔭です。誠にありがとうございました。

今回優勝にはあとわずかに届きませんでした。このわずかな点差には非常に大きな意味があると考えております。事実、コスト審査では100点満点中34.51点で25位、その他の競技でも入賞にはあと一歩及びませんでした。また、他大学の得点の取りこぼしに助けられた部分も大きいです。

ですから次回の大会では、今回のように全競技に参加し得点を取りこぼさないことは大前提として、動的審査・静的審査ともに更に精度を高め、狙った位置に届くようにしたいと思います。そのために必要なことは、まず明確かつ現実的な得点の目標を立てることです。そうすることで、今大会の結果から何をどう改善し実行すればよいかというプロセスが見えてくると考えます。次に、目標に到達するまでの通過点を明確にしていくことです。チームが所有する「ヒト・モノ・カネ」のリソースと照らし合わせながら、それらを細分化していくことで、実現可能なストーリーが見えてくると思います。

この1年、チームリーダーを務める中で学んだこととして、やはり人というのはそう簡単には動かせません。自分の持っている目的と相手の持っている目的が一致しない限り信頼関係は成り立たず、形だけのコミュニケーションになってしまいます。しかし、人というのは、あるきっかけによって驚くほど大きく変われるというのもまた事実です。誰しも心のどこかでは、今の自分を変えたい、もっと成長したいと望んでいるものです。そのような部分を各々から引き出すことができれば、更に強いチームになると考えています。

3年生が引退し人数は少なくなってしまいますが、今回の経験から、総合優勝を狙うのは決して不可能ではないことをメンバーは実感していると思います。引退する3年生一同、引き続きYNFPを精一杯サポートして参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、私たちの活動にご理解・ご協賛頂いている皆様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

明日の日記は、学生フォーミュラ界有数のエンジニアになったであろう堀です。