2位でもいいんです。
こんにちは。
YNFP-16でパワートレイン班リーダーを務めさせていただきました三井です。
まず、大会総合2位でした。本当にうれしかったです。
そして、アクセラレーション13位、本当にごめんなさい。
まあ、4気筒なのに66馬力なので仕方ないですね。
そんなこんなで16マシンは素晴らしい足回りのおかげでこのような順位を獲れたのだと思っています。本当にシャシー班の方々ありがとうございました。
それでも、パワトレとしてうれしかったこともいくつかあります。
エンデュランス中に某解説者にパーシャルのドライバビリティを褒められたり、
交流会の時にHondaの方に燃調を褒められたり。
実際、パーシャルの操縦性や燃調のセッティングは自分自身ずっと
意識してきたことだったので、なんだか報われたような気がしました。
以下、ここ一年間の振り返り
新チームが立ち上がり、僕が初めにやったことは
もちろん、パワトレの諸元決め...
ではなく、チームの予算の見直しでした。
ここ数年大学から幣チームへの支援は縮小傾向にあり、
16年度からは
なんと60万円も削減されるとのことでした。
え、これマシン出来なくない???
とりあえず、昨年度の会計を見直しまくって、予算を立ててみたところ
30万円の赤字!
ちょっと、現実逃避したくなりました。赤字にならないように予算を立て直したら、遠征に行ける回数が片手で数えられるほどになってしまうことが判明しました。設計の納期も迫ってきていたため、一旦赤字問題は保留し、大急ぎで吸排気の解析を回しました。それから、自分の排気の設計を始めるころにはメンバーの購入品の管理をしなければいけなくなり、設計の管理に手が回らなくなりました。3年生はほぼ放置状態、2年生はMT時に話を聞く程度。それでも、何とかマシンが形になったのは先輩方のおかげだったと思います。特に、引退する前よりもセンターへの出現頻度が増えた笠原さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。
製作期は、人手が足りずなぜかフレーム製作にがっつり付き合わせられたり
そのツケでエキマニをほぼ一週間で作るはめになったりしました。
シェイクダウン前日は残っていた作業を川瀬と徹夜で消化していました。
それからは、走行を行うたびにパワトレか電装のトラブルが発生し、その対処に追われていました。電装トラブルは基本的に太郎に任せきりだったので、本当に苦労を掛けたと思います。結局、大会直前までパワトレの問題は尽きませんでした。なぜ、大会を無事終えられたのか不思議なくらいです。
いろいろと書いてきましたが、何が言いたいかっていうと
本当につらかった
ってことです。
この活動を通して経験してきたことはことごとくつらいことばかりでした。
もう一年続けろと言われても絶対に続けたくありません。
しかしだからこそ、今までやってきたことが総合2位という結果に結びついたことが、
うれしくてたまりません。
そして、この興奮を喜びを是非後輩たちにも味わってほしいと思います。
1・2年生も確かに16チームのメンバーではありますが、やはり自分たちの代ではないと味わえないものがあるのだと思います。苦しくても、辛くてもあきらめずにやり遂げてほしいと思います。
今まで本当にありがとうございました。
明日の日記はシャシーリーダー兼DTリーダーの星野です。