回想

井畑です。

約2か月ぶりの日記でしょうか。
大会が終わったはずなのに未だに大会に行ったという実感が湧きません。
少し長くて大きな走行会に行ってきた感覚です。自分は3年生で本当は優勝するために
前に立ち行動したかったのですが今回は同期や後輩の活躍を離れたところで見守るだけでした。
私自身大会にたどり着くまでに燃え尽きて何も手伝えなかったことも否めません。完走するために全身全霊尽くしたメンバーには頭が上がらないです。

今年の活動を振り返ってみると思い通りにならない事や幸運な出来事が数多くあったと感じます。
15チームが右も左も分からぬまま始まり、気付いたら設計が終わっていました。
あっという間でした。
設計が終わるころに仕事量が少ない私が製作管理をすることになりました。
製作管理は想像以上に大変でした。図面のチェックから始まり、材料が足りるのか、
製作可能なのか、壊れないのか、設計ミスはないのか、人手は足りているのか、
シェイクダウンまでに完成するのか、など色々考えました。
失敗したらマシンが走らないという恐怖でいっぱいでした。不甲斐ない3年生の指示で
何とか予定通りシェイクダウンできたのは奇跡としか言いようがありません。
シェイクダウンが終わり授業が始まっても過去の流用品やその場しのぎのパーツを
正規仕様にする作業とデザイン審査のためのデータ取りがありました。
実験が早く終わったから溶接しに行こう、などよくわからない行動をしていた気がします。
シャシダイはデザインレポート直前に成功して運が良かったと思いました。ここまでは曲りなりにうまく進んでいたのかなと振り返ります。

デザインレポートが終わってから現実に戻されました。ほったらかしにしていたコスト作業が残っていました。
自分が1年生の時にコストが出来ていればもっといい順位だったのにと思ってコストは
落としてはいけないと分かっていたのに最後に諦めてしまった自分が許せないです。
そして大会に臨む前に優勝できない状態にしてしまいメンバーには申し訳無かったです。
言い訳をしたらキリが無いほど出てきますがとにかく‐100点という結果は間違えなく自分の責任です。

最後に後輩には戦略をちゃんと練って欲しいです。トラブルが発生してから悩む時間は無駄です。
最初から想定しておけば焦ることもないでしょう。
そして首脳陣は下に明確な指示をして間違った方向に進まないように導いてください。
このチームは後輩が大会までにどれだけ成長できたかによって大きく結果が変わります。

次は今年度のリーダーの挨拶です。