感謝
こんにちは.
YNFP-18 パワートレイン班 駆動設計担当 兼 コストリーダーの鈴木朋也です.
とうとうこの日記を書く日が来てしまいました.
1年間のほとんどが納期に追われる日々で,研究や就活と並行して活動する中で早く引退したいなあと思う日もありましたが,いざ引退となるととても寂しい思いでいっぱいです.
私は修士1年生ながら入部させてもらうという少し変わった入部をしました.
というのも元々高専に在学しており,その関係で大学院から横国大へ進学しました.
大学院へ進学する前から学生フォーミュラの存在は知っており,関東圏内強豪チームでかつシャフトドライブを採用するチームという考えたときに弊チームしかないと思い,半分くらいは学生フォーミュラで横国大を選択しました笑.(学部3年生で引退という事実は入部してから知りましたが笑)
研究と就活で他のメンバーと同じように参加できず,迷惑をかけた時もあったかと思います.それでも変わらず接してくれたメンバーに心から感謝しています.
そして1年間メンバーと共にマシン開発に携わることができたこと,とても楽しく,嬉しく,自分にとって最高の時間でした.
コストリーダーとしては,誰かが引き受けなければいけないという思いで引き受けた役職でしたが,振り返ってみると性に合っていたかもしれませんね笑.サブリーダーとして伊本に就任してもらい,2人を中心に活動したコストでしたが,前コストリーダーである塙さんを中心にOBから多大な協力をいただいたおかげで確実に順位をあげることができました.本当にありがとうございました.
また今回の順位向上の大きな要因はリアルケースシナリオの得点向上でした.リアルケースシナリオはほとんどサブリーダーの伊本が進めてくれたものです.心配な部分もありましたが,熱心にリアルケースシナリオに取り組む姿を見て,安心してYNFP-19のコストリーダーに推薦できると思いました.YNFP-19での活躍を期待しています.1年間ありがとうございました.
駆動の設計については,YNFP-09からの設計を大きく見直し,求められる性能を満たしつつも確実な信頼性を確保することに尽力しました.正直,ファイナルギヤやハウジングの設計技術を再確立し,過去の先輩方が作成された計算資料を掘り起こして,ロストテクノロジーとなってしまっていた技術をゼロに戻すというような設計でした.とてもとても地味な役割でしたが,入部したかったチームに実際に入部し,そのチームに貢献できたという意味ではとても満足しています.
YNFPの伝統であるシャフトドライブは元祖でもありますから,他のシャフトドライブのチームに劣ってはいけないと思っています.いい意味で高くプライドをもち,他のチームが驚くようなドライブトレインはYNFP-19に続いていきます.
もっちーには理想を高くもち,どんな小さなことも貪欲に吸収して,YNFP-18ではできなかった攻めたドライブトレインを開発してほしいと思っています.学部1年生ということで不安もたくさんあると思いますが,最も大事なことは絶対に創り上げたいという " 思い" です.強く諦めない気持ちがあれば不足している知識やノウハウは勝手についてきます.
最後に,多大なご支援をいただいたスポンサーの皆様,OBの皆様,誠にありがとうございました.
そしてメンバーのみんな,1年間本当に楽しかったです.本当にありがとうございました.