目的・概要

オートクロスは他の競技車両の邪魔が入らない状態で、車両の扱いやすさと厳しいコースでのハンドリング性を評価するものです。

2名のドライバーが2周づつ計4周、様々なコーナーが設けられたコースを走り、各チームの一番速かったラップタイムで競います。

配点

満点は150点です。

得点公式
142.5 × [(Tmax/Tyour)-1] / [(Tmax/Tmin)-1] +7.5

※Tyour=そのチームのタイム、Tmin=最速チームのタイム、Tmax=Tmin×125%

左側の項をパフォーマンスポイント、右側の項を完走ポイントとしています。

パフォーマンスポイントについては、最速だったチームが142.5点を得ます。以降のチームは最速チームとの相対的評価によって点数が決められます。
ただし、最速ラップの125%(=Tmax)を超えるとパフォーマンスポイントは0になってしまいます。
(パフォーマンスポイントは式の上でマイナスになっても0点とされます。)

しかしそれでも、完走できれば完走ポイント分7.5点がオートクロスの点数として与えられます。

補足:コースを形作る「パイロン」を倒したチームはパイロン1個につき2秒、コースアウトした場合はコースアウトした場所より前で復帰しないと20秒、スラロームを失敗すると20秒、それぞれペナルティとしてタイムに加算されます。Tyourはこのペナルティ等の補正がかかった後のタイムです。

みどころ

アクセラレーションスキッドパッドとは異なり、F1のようなコースを走る競技なので、マシンの性能だけでなくドライバーの腕も非常に重要になってきます。また、このオートクロスのラップタイムでエンデュランスの出走順が決定するため、エンデュランスの予選に相当する役割も担っています。

さらに、その配点の大きさゆえにチームとしては絶対に落としたくない競技であることから、この競技にかける各チームの意気込みにも注目です。

YNFPこれまでの成績

  • 2012年:3位(131.72点)
  • 2011年:4位(145.32点)
  • 2010年:1位(150.00点)
  • 2009年:5位(116.30点)
  • 2008年:10位(96.29点)
  • 2007年:21位(67.60点)
  • 2006年:18位(75.83点)
  • 2005年:17位(83.014点)